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ポップでマニアック!ネガティブでポジティプ!オーノキヨフミ [音楽]

前回「悲しみのシミかな」(キャプテンストライダム)の記事で小川学的、今年、ブレイクするんじゃないの?

と、いうバンドを男性、女性とにわけて発表しましたが、バンドもやったのならソロアーティストもやりたいな・・・と、実は思っていました。

 

そこで、今日は私、小川学が

「今年ブレイクするんじゃないの?」

と感じている男性ソロアーティストを紹介。

(女性も近いうちに是非やりたいです。あと男性&女性Mixバンドも)

 

「今夜は 夢などみないで

 車を飛ばして 会いに行こう

 新宿 西口 摩天楼 抜ける~~♪」

(「新宿西口摩天楼」オーノキヨフミ)

 

このフレーズを一度聴いてから、頭の中でずっーーと

「新宿~西口~摩天楼~♪」

というサビがリフレインしてしまい、嫌がおうにも気になっていたオーノキヨフミ

 

 

彼の「新宿西口摩天楼」をじっくりと聴いてみて、すぐに私は

かなり個性的な言葉遊び満載の歌詞と、

サビのメロディは誰にでも口ずさめるほどキャッチーなのに

Aメロ、Bメロはかっこいいけどとても口ずさめるようなテンポじゃない!!

けどトビキリかっこいい!

というPOPでマニアックな音楽性に強烈に惹きこまれてしまいました。

 

ただ同時に、彼の特徴のあるねばっこい声意味があるのかないのかわからない時もある歌詞「好き嫌い」が分かれてしまうかも,とも感じていました。

 

そんなオーノキヨフミを今年一押しの期待の男性ソロアーティスト!と強く押したいと強く思いたったのは、ついこの間。

というか昨日(1月29日)のことだったりします。

 

実は昨日、川崎ラチッタデッラで彼のフリーライブが開かれるということで観に行ってきたのですが、そのライブがシビレルくらいにカッコよかった!!

 

 CDで聴いていて

「歌うまいなぁ~」とか

「演奏、超かっこいい!」と感じていて、心躍らせてライブに行ってみると、

「あれ、今日は調子悪いのかな?」とか

「バンドの音がなんかショボイ・・・」

と、感じてしまったことが実は結構、あったのですが。

昨日が初体験のオーノキヨフミのライブは、むしろCD以上の出色の出来!!

 

ベース、エレキギター、ドラムそしてアコギをもったオーノくんというスタイルで行われた昨日の演奏は、まるで

「デビューからずっとメンバーでバンドとして活動してますよ!」

といわれても違和感ないくらいに息がピッタリの演奏!観客席にまで伝わってくる熱気もムンムン!!

(調べてみたらこのバンドメンバー「The Jinjya」という名前でオーノキヨフミのツアーや音源製作にもサポートとして、よく参加しているみたいです。各人、他のバンドで長く活動しているみたい。どおりでみな、本当に上手い!)

 

そんな、とびきりのバンドの生演奏をバックに飛びこんできたオーノキヨフミの楽曲はどれも、耳に残るメロディーと言葉たちで溢れていて胸をドキドキさせてくれた。

 

「グッバイ言わずに 今日も昨日も電話が歌う

 

 門限ない様に 夜でも昼でも歌う」

(「100マイル」オーノキヨフミ)

という彼の比喩表現の巧みさがいかんなく発揮された冒頭から始まる、「メールの返事がなくて不安だから100マイル歩いて会いにいこう!」という心境を歌った最新曲「100マイル」。

 

そのグルーブ感を生で体感できたことを心の底から感謝したくなった「ピンクのライオン 」。

 

と、繰り出されるすべての曲が本当にリズムもメロディも歌詞も個性的でシュールでマニアックだけど、妙にかっこいい!

 

そんななかでも昨日のライブで特に印象的だったのは「思い出にもならなそうな日という曲。

歌詞をきちんと覚えることは出来なかったのですが

「今日は夕方まで寝ていたから思い出にもならない」

と、いう何でもない日常を切ない歌にしてしまった、内容を聴いて、

「別れ」「出会い」といった特別なイベントがなくても「日々を生きている」ただそれだけで「歌」って、作れるんだ。

と、いうことを強く感じて、彼のその「溢れんばかりの創造性」に心底、感服してしまった。

 

曲の合間に挟まれるMCも、独特の語り口で、何度となく観ている人の笑いを誘い、楽しませてくれており、オーノキヨフミという人そのものもとても魅力あふれていて、ライブが終わったあとにはすっかり

「絶対にオーノキヨフミはもっと多くの人に音楽を届けるアーティストになる」

と、一人で強く確信してしまっていた☆

 

 

そんなわけで、個人的、今年一押しブレイク期待のソロ男性アーティストは、オーノキヨフミです。

3月にはニューアルバム、「Country Map」の発売も決まっているようで、今から本当に楽しみ! 

 

まだ、聴いたことがない人は、是非!是非!一聴を!

ファンクでテクノでカントリーでロックなその楽曲群は、どの曲もスルメのように聴けば聴くほどいい味だしてきますよ♪

ライブも本当にお勧めですので、たぶんニューアルバム発売直前にはまたインストアライブをやるのでは?と思うので、そのときにでも是非!すぐにでも観たいかたは明日、31日に下北沢CLUB Queでライブをやるみたいなのでそちらもチェックしてみて☆


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コメント 4

s2h

TBありがとうございます。
僕も「思い出にもならなそうな日」の歌詞に、自分の日常を重ね合わせられそうになりました。今度のアルバムに入るのかな?
by s2h (2006-01-30 22:47) 

Cinemanabu

>s2hさん
コメントありがとうございます。
私も「思い出にもならなそうな日」には、自分自身を自然と重ねてしまいました☆歌詞うら覚えなので、歌詞カード読みたいです。
次のアルバムはまだ曲目が決まってないみたいなので、是非、収録してほしいなぁと願ってしまいます。

> kiyohito さん
コメントありがとうございます。
(TBにコメントが表示されるんですね!)
私はオーノキヨフミという名前を覚えるずっと以前から
「新宿~西口~摩天楼~♪」
が、まるで呪文のように、ずっーーとリフレインしていて大変でした(笑)
彼の世界観から紡ぎだされる歌詞は、とびきり個性的なのに誰もが感じるような部分も併せ持っていて、そこがとても魅力的ですね。
by Cinemanabu (2006-01-31 12:05) 

はじめまして。突然のコメント失礼します。

私もこのライヴに行きました!!
「思い出にもならなそうな日」いいですよね。

私も「絶対にオーノキヨフミはもっと多くの人に音楽を届けるアーティストになる」というご意見に賛成です。
by (2006-04-19 02:05) 

Cinemanabu

>はいから☆ さん
コメント&Niceありがとうございます!
はいから☆さんもあそこにいたとは!あのライブは楽しかったですね~~♪

「思い出にもならない日」、今でもはっきりと心の中に焼きついています。また、生で聴いてみたいです。

まだまだ、オーノさんの認知度は高いとは云えないので、もっともっといろんな人の耳に届けばいいなぁと願ってやみません!
by Cinemanabu (2006-04-19 12:44) 

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