そっと「松尾貴臣」 [音楽]
「5年後 僕たちは もう少しまともな大人になって
また別の角度から
お互いを見つめあえたならいいな…
こんなに想い合っても 傷つけあうワケを
きっと時間の流れが そっと 教えてくれるはず」
(松尾貴臣「そっと」より)
その時にはどうしても理解することができなかった相手や自分自身の感情が、時間が経ったあるとき「もしかするとこういうことだったのかな?」と突然わかったような気になるという経験が26才になった私には何度かある。それが、本当に「わかって」いるのかは正直難しいけれど「全く理解できない」ものではなくなってくるというその感覚は、妙に心を温かくしてくれる。それは、理解できない感情はすっと理解できないものだと思い込んでいた十代の頃にはなかった感覚だ。
松尾貴臣のデビューシングル「そっと」は、「今」では共有できなかった痛みや想いの答えをやがておとずれる未来に預けてしまおうというポジティブ失恋ソングだ、この歌で歌われる5年後の二人の関係が「恋人」でなくても、それも決して悪い結末ではない気にさせてくれる。
千葉や都内のライブハウスで精力的に活動を続けてきた松尾貴臣は、9月11日にこの「そっと」という曲でサインポールレコーズからインディーズデビューを果たす西千葉在住のアーティストだ。このデビューマキシシングル「そっと」には、私、小川学が制作したミュージッククリップもCDエキストラとして収録されています。
松尾くんのことをもっと知りたい!と思った方は「西千葉のアイドル」で検索するとHPがヒットするんで是非やってみて★また、彼のblog日記「日々口臭予防の日々」はかなり笑えるのでそちらも合わせてどうぞ。
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